LIFE

森の国 Valleyの営み
2021.12.25

クリスマスは、お餅つき

#Eat&Food#History&Culture#目黒の伝統

風の冷たさを肌で感じたり、かじかんだ手を出しながら薪火を囲んで暖をとったり、吐く息の白さを見ながら、自然の中で冬を感じる。

12月は年末の伝統行事も盛りだくさんだ。

米農家の多い目黒の町では、お正月に向けてお餅つきをする家庭も多い。
連日至る所でお餅つきが行われ、クリスマスである12月25日は、近所農家さんの武本さんのお家の餅つきに参加。

餅米は一晩水に漬け、1時間ほど蒸す
杵(きね)と臼(うす)で手慣れた様子で餅をつく武本茂栄さん(左)とたみこさん(右)
お米の原型がなくなり伸びるまでつく
つきたてのお餅は温かいうちにみんなで丸める。あんこを包みきなこをかけて
もち米とうるち米を2:1で混ぜる

「もち米だけのもあるけどね、ガリ餅ゆうて、うるち米も混ぜるとつぶつぶして美味しいんよ」
と言うたみこさん。おはぎのような食感のお餅だ。

大根、カブ、ゴボウ、白菜、水菜など冬の野菜もたくさん収穫。

お餅つきの傍ら武本さんの畑でお野菜を収穫。
「おっきなカブゲット〜」

近所の子どもたちや家族も集まり、和気藹々とした賑やかなお餅つきとなった。

ライター/井上美羽