EVENT & INFO

森の国Valleyでのイベントやおしらせはこちらから。
2025.07.25

[Voluntary Annual Impact Report 2024-2025]
森の国Valley インパクトレポート 2024-2025公開のお知らせ

森の国Valleyでは、生態系の大きなうねりである人口減少に抗うのではなく、来たるべき人口減少社会に向けて、新しい社会の構築を目指し、地域蘇生(Social Regeneration)に取り組んでいます。

それは、過度に人口増加を志向するのではなく、持続可能な人口の推移を前提とした社会です。すべての世代がバランスよく存在し、営みを紡いでいける社会。過度な消費に走らず、過度な競争に陥らず、毎日を、今この瞬間を、物質的にも精神的にも豊かで、幸せに生きていける社会。

「我・唯・足・知」——
四国、四万十川の源流域にある小さな限界集落が、世界最先端の人口減少社会になります。豊かで持続可能な未来のあり方を提示するロールモデルとなるべく、これからも変わらず、あめつちの心に従い、営みを重ねていきます。

この度、森の国Valleyにおいて、1年間の取り組みを初めて1冊のレポートにまとめました。私たちらしくユニークな視点で取り組みを紹介していますので、森の国Valleyの営みについてご理解を深めていただけるかと思います。どうか温かい目で面白がって読み進めていただけると幸いです。

レポートはこちらのリンクからご覧いただけます。

このレポートについて

このレポートは、 「森の国Valley」の年間活動を、独自の視点と指標で可視化し、皆さまとのコミュニケーションを深めることを目的としています。森・農・食・医・育の5つの軸にわたる暮らしの実践を、形式的な指標と私たち自身が定めた“勝手指標”によって記録しました。このレポートは、国際的なサステナビリティ基準ではなく、「私たち自身がどう暮らし、どう育んできたか」をベースとした内発的なレポートです。あえて「曖昧さ」や「主観」を含みながら、森の国Valleyらしい形で活動の意味や価値を紐解いていきます。指標の多くは、日々の営みの中から自然に生まれているユニークなものです。たとえば「火を囲んだ笑顔数」など、数値だけでは測れない感覚的な豊かさを記録に残すことに挑戦しています。このレポートが、森の国Valleyに関わる方々との新たな対話の種になれば幸いです。

<対象期間>
2024年4月~2025年3月(森の国Valleyの活動年度)
<レポート対象>
森の国Valley(愛媛県松野町目黒集落)で行われた各種活動、実践、共創プロジェクト
<レポート構成>
インタビュー形式コラム+勝手指標(感覚・主観を含んだ独自指標)