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2025.04.17

【参加者募集中】ビジネスマンのための自給自足インターンプログラム

新しい2ndキャリアを探求する5日間特別コース

自給自足の営み体験を通して、新しい可能性を探求するプログラム

1泊2日コース、2泊3日コースもあります。

📌 プログラム概要

場所: 森の国Valley(愛媛県松野町滑床渓谷)

四万十川の源流域、足摺宇和海国立公園の中に位置する滑床(なめとこ)渓谷とその麓の集落を拠点に広がる、自給自足の実証フィールド。

人口270人の過疎集落には、近年、都市部から多くの若者、ファミリーが移住して自給自足の営みを始めています。

森の国Valleyの住民

 

ー 新しい可能性を求めて ー

デジタルネイティブ世代やAIの普及により時代の価値観が大きく変わってきています。

今までとは少し違った考え方、視座を得るために、日常から離れた場所でまったく異なる時間を過ごします。大自然の中で、五感をフルに活動させて今までの生き方を見直し、新しいキャリア形成のヒントを得られる場が、ここ森の国Valleyです。

昨今、食料自給率の問題について取り上げられることが多くなって来ました。

日本の食料自給率はカロリーベースで38%、先進国の中でもひときわ低い水準の状態が続いています。また、食料自給のために間接的に必要となる農業用肥料、農薬、石油等のエネルギーの大部分を輸入に頼っている日本は、実質の食料自給率が10%を割っているという試算もあります。

ひとたび、有事やパンデミック、地震といった災害により、輸入や流通が滞ってしまうと、日本は真っ先に食糧難になるという指摘もあります。

 

そんな時代に、自分で食べていける本当の力を身につける。

そのために必要な知識や環境とはどういうものか。

自給自足を実践しながら、限界集落に生きるナビゲーターが、皆さまに新しい生き方のヒントをご提供いたします。

人口270人の限界集落であるが、近年、子連れファミリーや若者が20名以上移住している。

愛媛県で最も小さな町「松野町」 隣はすぐ高知県、四万十川の源流域の一つです。

【対象】

自然に寄り添う自給自足生活に興味のある30代〜50代のビジネスマンの方

都市生活と 全く違う世界線の中に身をおいてみたい方

人生の第2ステージ、新しいキャリアを検討されている方

食糧危機問題に関心のある方

定員:10名(最小催行人数4名)

 

自然栽培、オーガニック農法の食べ物で体内リズムを整える。

無農薬、無肥料、無除草剤で作った、身体にも環境にも優しいお米、野菜で心身のバランスを整えます。輸入や持ち込みに頼らず、全てをその土地のもので賄う農法を学びます。

日本最後の清流と言われた四万十川の源流域、国立公園「滑床(なめとこ)渓谷」の100%天然水だから実現できる究極のオーガニックライフです。

【体験できること】

森・川・海の接続を体感しながら、山の幸、畑の恵み、海の宝をダイレクトに頂く。

日本古来の麹や発酵文化にも触れながら、腸内環境を整える。

清流で獲れた天然鮎や天然うなぎを炭火で堪能する。

太平洋の海の恵みを頂く。(オプション:釣り、モリつき体験)
罠にかかったジビエ(鹿、猪)を捌く、生命をいただく体験。

 

Re-generativeな農に触れ、健康だけでなく、環境にも優しい営みを体験する。

田植えから稲刈りまで、季節に応じて土に触れる体験を提供します。

日本の国菌である糀を使った様々な発酵食品に触れ、腸内環境を整える。
天然素材と糀(こうじ)や発酵を活用した和食文化を基本から学ぶ体験。

 

味噌・糀(こうじ)・発酵食品づくりで腸と脳を整える。

発酵食(味噌、納豆、糀作り)で腸脳相関を体感する。

ベストセラー『土と内臓』の世界観を体感します。

土壌と腸はつながっている。そして、脳と腸も繋がっている。

生命に手を合わせる。「いただきます」=「お命を頂戴します」の精神から感謝の心を呼び覚ます体験。

 

1日のモデルスケジュール(例)

6:30 起床/水際瞑想・ヨガ/薪割り体験

7:30 発酵朝ごはん

  (Option デジタルデトックス体験開始)

9:00 自然栽培農トライアル、森の再生活動(間伐、植林)

12:00 (ランチタイム)地元で穫れた新鮮野菜の昼食

13:00 自由時間(森の散策、自然の中での読書…)

15:00 発酵味噌作りワークショップ or 薪割り、木工DIY創作体験 or 源流を辿るツアー体験

17:00 薪で炊くサウナ or ハーブ風呂 / 夕食準備

19:00 夕食(自給自足の素材でロングテーブルを囲むディナータイム)

20:00 焚き火を囲みシェアする「ふりかえりの共有タイム」

22:00 就寝(早寝・熟睡を味わう)

 

プログラム別タイムスケジュール

【1泊2日お試しコース】

DAY1.

13:00 集合、受付、オリエンテーション

14:00 稲作、自然栽培野菜の収穫体験

16:00 清流の源、源流を辿るツアー

17:00 自給自足の料理体験

18:00 地産地消の夕食タイム

20:00 暖炉を囲んで、1日の振り返り

22:00 消灯

 

DAY2.

6:30 起床・水際瞑想/ヨガ体験・森の散策

7:30 発酵朝ごはん(自然栽培米ごはんとお味噌汁)

9:00 森と川と海の接続を知る散策ツアー

   野外での自給自足の学びセッション

12:00 郷土料理の地元ランチ(集落の日常体験)

13:00 最後の振り返りセッション

14:00 解散(松山空港へ)

水際での瞑想・ヨガ体験

 

【2泊3日実践コース】

DAY1.

13:00 集合、受付、オリエンテーション

14:00 稲作、自然栽培野菜の収穫体験

16:00 清流の源、源流を辿るツアー

17:00 自給自足の料理体験

18:00 地産地消の夕食タイム

20:00 暖炉を囲んで、1日の振り返り

22:00 消灯

 

DAY2.

6:30 起床・水際瞑想/ヨガ体験・森の散策

7:30 発酵朝ごはん(自然栽培米ごはんとお味噌汁)

9:00 森と川と海の接続を知る散策ツアー

   野外での自給自足の学びセッション

12:00 郷土料理の地元ランチ(集落の日常体験)

13:00 最後の振り返りセッション

14:00 旬の楽しみを知る体験(筍、椎茸、川がに、松茸、etc…)

16:00 森の生態系を感じるプログラム(森林浴)

17:00 発酵調理プログラム

18:00 地産地消の夕食タイム

20:00 暖炉を囲んで、1日の振り返り

22:00 消灯

 

DAY3.

6:30 起床・水際瞑想/ヨガ体験・森の散策

7:30 発酵朝ごはん(自然栽培米ごはんとお味噌汁)

9:00 日本の農村原風景とRegenerative(環境蘇生)を体感する。

   自然の中での人生を振り返るセッション

12:00 天然素材の和食ランチ

13:00 最後の振り返りセッション

14:00 解散(松山空港へ)

 

【4泊5日特別コース】

実践コースに加えて、

・空き家リノベ体験

・デジタルデトックス体験

・本格ジビエ狩猟体験(罠・銃)

・海への素潜り体験

・水源の滝で飛び込みAwe体験

・放置人口林の蘇生(間伐・植樹)体験 etc…

ご希望に併せて、プログラムを編集させていただきます。

特別コースでは、目黒集落の日常に深く触れることで、自給自足の営みをよりリアルに体感していただけます。

併せて日本の食料安全保障問題や、地震・パンデミックといった災害時のレジリエンスについても深い洞察と示唆を得ることができます。

本格的な自給自足を身体知で学びたい方には、強くお勧めします。

 

【チーフナビゲーター】

細羽雅之 Masayuki Hosoba

Social Regenerator (社会蘇生人)

岡山県出身、慶應義塾大学卒業後、日本IBMでのエンジニア職を経て、経営破綻した実家の事業再生に従事。倒産時の負債50億円を弁済し、2015年サン・クレア設立。瀬戸内を中心にホテル5軒を展開する中、西日本豪雨災害で被災した旧森の国ホテル(愛媛県松野町)の経営を引継ぐ。2020年ホテルリニューアルオープンの直後にコロナパンデミックが発生。全ての事業が停止する中、自然とともに生きる日常の豊かさに触れ、価値観や生き方、ビジネスモデル、会社全体の在り方そのものを見直し、今日の森の国Valleyの運営、事業経営に至る。愛媛県松野町目黒での超限界集落(人口270人)に一家で移住し、自然と共生した暮らしをしながら、経済成長至上主義に縛られないオルタナティブな生き方を、地域社会や従業員とともに実践している。

株式会社サン・クレア Founder & 代表

森の国Valley (一社)あめつち学舎 代表理事

著書『よみがえる限界集落(幻冬舎)』他、講演会多数、経営学修士(MBA)

 

【ナビゲーターのご紹介】

坪井映二郎 Eijiro Tsuboi

狩猟暮らしナビゲーター(狩猟家・プラネタリーコーチングコーチ)

兵庫県芦屋市出身。大学中退し、陸上自衛官として4年間従事した後、大手投資用不動産会社の営業マンへ転身。1年目でトップセールスを記録し、マネージャーとしてチームのセールス記録を更新する。20代で年収1300万円を得るも、偏重した金融資本主義と都市生活に違和感を覚え、2023年、自然の中での自身のAwe体験をきっかけに森の国に一家移住。狩猟、自然栽培、限界集落での暮らしで得た知見を活かし、プラネタリー・コーチングを通じて伝える活動に従事。森の国Valleyで、母親と幼児が自然に触れる「ママトコCAMP」を主催。訪れる人々が自然の魅力を存分に感じられる体験を提供している。3児の父。

 

前川真生子 Maiko Maekawa

自然農ナビゲーター(あめつち学舎 学舎代表・野外教育スペシャリスト)

東京都出身。筑波大学大学院で野外教育を専攻、カナダ留学でのサマーキャンプ体験を経て、日本における本格的野外教育キャンプの先駆けを作るため、2021年に森の国Valleyに移住。滑床渓谷をベースとした10泊11日のNAME(ナメ)CAMPを主催。自然の営みの中で原体験を積む多くの子どもを輩出。自然栽培によるサステナブルファーム(約2ha)の運営を通して、大地との繋がりを子どもへの教育に反映させながら、あめつち学舎の学舎長を務める。

 

船越友記郎 Yukio Funakoshi

森川海ナビゲーター(森林生態系スペシャリスト)

福岡県出身。愛媛大学卒業後、愛媛県庁にて森林事業に従事。10年間の勤務を経て、夫婦で森の国Valleyに移住。幼少期から森川海に触れ、獲物を獲っては食べる生粋の自然ガイドとして知見を蓄える。スキューバダイビング、モリつきでの漁獲など海洋や河辺での自給自足を得意とする。天然うなぎの生態系にも詳しく、四万十川流域の環境変化についても造詣が深い。

 

細羽伸枝 Nobue Hosoba

発酵食ナビゲーター(糀発酵料理研究家)

岡山県出身。京都女子大学卒業後、専門商社、Gucci勤務を経て、2021年、代表の細羽ともに一家で森の国Valleyに移住。3女の母。都市での生活では娘たちの塾、習い事の送迎の日々であっが、限界集落での自然の中での環境に変えてからの豊かな暮らし体験を活かし、食と教育のサポートに従事。旬の野草についても造詣が深く、糀や発酵を使った美味しく健康的な料理をプロデュース。松野町教育委員。

滞在施設について

 

水際のCampUs

多人数で暮らしの営みを共にする「エコビレッジ・レジデンス」

大人数ダイニング、シェアキッチン、ベッドルーム(15室)、ミーティングルーム(30- 50名規模)、リモートワークブース、瞑想・ヨガスペース、大浴場を兼ね備えた滞在施設。

水際のCampUs

 

【セッションフィールド】

CampUsのシンボル「マントルピースの暖炉」夜は静けさの中で灯りを落とし、炎を囲んで語り合いの時間です。
ゆったりと流れる時間の中、自分自身の内面と向き合い、対話を重ねる。

【キッチン&ダイニング】

シェアキッチンを使って、地元の新鮮素材を調理。大切なコミュニケーションの場でもあります。

ロングテーブルを囲んで、全員で「いただきます」 太陽、水、大地の恵みに感謝して食の時間を共にします。

 

【ベッドルーム】

4名対応のドミトリールーム(相部屋) *基本プランはこちらになります。

プライベートルーム(1−2名) (個室希望はオプションで11,000円/泊)

 

【大浴場】

滑床渓谷の超軟水のお風呂(プライベートルームは、個別のユニットバス付)

国立公園内にひっそりと佇むエコビレッジ・レジデンス「水際のCampUs」

研修費

プログラム別料金

(おひとり税込)

1泊2日 お試しコース 4万9500円

2泊3日 実践コース  9万9000円

4泊5日 特別コース  19万8000円

上記は全て滞在費、食事代込み料金です。(追加のアルコールドリンクは別)

宿泊個室希望の方は1泊につき、11,000円別途かかります。

推薦図書

プログラムでの体験の質を高めるために、事前にお読みすることをお勧めします。

①渋沢寿一著『人は自然の一部である』地湧の杜

<著者について>

渋沢寿一
國學院大學講師(2002-2023年)他。 明治の実業家・渋沢栄一の曾孫(IHIやいすゞ自動車を創業した、三男正雄の孫)、農学博士。あめつち学舎顧問。

 

②細羽雅之著『よみがえる限界集落』幻冬舎

あめつち学舎代表 細羽雅之の著書

 

お申し込み、お問い合わせはこちらまで

*日程はご相談に応じます。

 

運営会社

株式会社サン・クレア

森の国Valleyにて、未来の自給自足の営みを開発しながら、自然と共に生きるWell-Beingを探求するカンパニー。

森・農・育・食・医の5つの柱をベースに、Regenerativeな事業を展開。

「この森に遊び、この森に学びて、あめつちの心に近づかむ」をコンセプトに事業を展開。