AMBITION
美食の森プロジェクトが始動!
美食の森プロジェクトとは?
2023年9月より、長期滞在者用の施設「水際のCamp-Us」を関係者限定でオープン。ここには、プロの料理人仕様のテストキッチンを完備。料理人、飲食に携わる方々に足を運んでもらい、森と食と農の繋がりと、現状を知っていただく場を提供しています。今後は共感者と共に、未来の暮らし方、働き方、そして食との関わり方の全体像を体系的に学ぶ場を作っていきたいと考えています。日本各国・全国各地から料理人が訪れ、実際に自社の研修先や商品開発のための研究所として利用したり、スタジオとして料理人の知恵を地元に落として行ってもらいます。
大事にしていること
源流をたどる Explore the Roots
四万十川の上流に位置する森深い滑床渓谷には、奇跡の軟水と呼ばれる水源があります。 やわらかいその水は、木々や生物を育み豊かな森を守ってきました。森の土、水を感じてその流れの中で食をいただくということを実感します。
伝統と革新 Traditional x Innovative Cuisine
失われかけている食文化を受け継ぐことが、未来を担う現代人の使命です。次世代の料理人たちと共に、伝統を守るための革新に挑戦し、未来の食文化を作っていきます。
自産自消 Soil to Plate
畑からテーブルまでならぬ、土からお皿まで。土、野菜、料理全てを自分の手でつくることを実践して初めて、サプライチェーンをつなぐ意義を考えられるようになります。自分やお客様に食べてもらうものがどのような環境で育ったものなのかを土に触れながら学んでいきましょう。
すべていただく Zero waste
わたしたちは野菜や動物を自らの手で採る/獲ることで、そのいのちの儚さや希少さを身に染みて感じています。農薬を使わずに育てた食材は、捨てることなく皮まで丸ごと食べることができます。食材に廃棄されるべき部分はありません。いただいた命を無駄にしない、そんな当たり前を前提に食と向き合っています。
事業概要
料理人と食を通じたプロジェクトを行なっていきます。未来に向けた食のアカデミアとして機能します。
Food Academia(食のがっこう)
調理師専門学校の学生や、レストラン現場で働く料理人たちが、フードサプライチェーンの源流を学ぶための学校として機能します。
次世代の料理人・飲食店のあり方を模索しながら、食だけでなく、ゲスト講師や企業も外部からお呼びしながら、経営やマーケティング、人事など、仕事をする上で必要な知識も共に学びます。
料理人、商品開発をする企業、食に関わる仕事をする人、テーブルコーディネーター、フードライターなど、食を通じた異業種コラボレーションが生まれるような場を提供します。
Camp Gastronomy(野外ガストロノミー)
田舎暮らしや大自然の中の暮らし、断食・ウェルネスをテーマにした長期の森の国満喫プログラム。ヨガやファスティング、サウナ体験のあと、大自然の中で一流料理人による一流の美食を堪能できます。
Chef’s Studio(料理教室)
国内外各地からやってくる料理人が、彼らの知識と哲学を森の国に落とし、レシピを共有することで森の国ないしは日本全体の食文化の発展につなげていきたいと考えています。ここでは伝統と革新がキーワードです。これまで地元に残り続けてきた伝統料理に新たな風を吹き込ませながら次世代に受け継ぐことを目的としています。