AMBITION

森の国 Valleyの挑戦
2023.10.26
美食の森

日本サステイナブル・レストラン協会と、料理人のための土を辿る2泊3日のサステナブル研修を開催

#Event

森の国Valleyは2023年10月より、宿泊施設「水際のCamp-Us」を関係者限定でオープン。新しい形での企業研修や、修学旅行、ツアーイベントをゲストに合わせて運営している滞在施設です。

森の国では、土から学び、収穫した野菜をすぐに調理してお皿に盛り付けるところまで「Soil to Plate」をコンセプトに、自然と共生する暮らしを実践しています。森の国Valleyの全ての取り組みに紐づいている「食」は私たちの暮らしを考える上で、また、地球環境の未来を考える上では切っても切り離すことのできない分野です。わたしたちは、食に関わる人々の交流の場として、学びのフィールドとして、日本の各地域で共通している森と食と農の繋がりと現状を知っていただく場を提供しながら、この森の国を「美食の森」にしたいと考えています。

日本サステイナブル・レストラン協会(SRA-J)は、飲食店・レストランのサステナビリティに配慮した運営を支援する団体で、世界的なレストランアワード「世界のベストレストラン50」でサステナブル・レストラン賞の評価・選定を行う英国SRA本部と連携。SRAとしてはシェフ向けの生産者訪問ツアー/農業を学ぶ現場セミナーを2022年度から通算5回ほど開催しています。

2023年10月23日〜25日の3日間、日本サステイナブルレストラン協会の加盟店のSELVAGGIO(愛媛県松野町)、PIZZERIA GTALIA DA FILIPPO(東京都練馬区)、BOTTEGABLUE(兵庫県芦屋市)、ザ・キャピトルホテル東急(東京都)の4店舗の料理人が森に滞在し、サプライチェーンの原点、土や源流を辿るサステナブル研修を行いました。今回はVegimoSchoolの小林さんをゲスト講師に迎え「土と野菜」をテーマに、実際に森の国の地域の土や野菜に触れながら、土づくり・農法によって野菜の味がどう変わっていくのかについて学びました。

夜は、水際のキャンパスの共同キッチンを使用して、昼に収穫した野菜や訪ねた生産者さんの食材を使い、料理人が美味しく仕上げてくれました。豪華なプレートが、長テーブルに並びみんなで囲みながら晩餐会。2泊3日の濃い滞在を通して、食の未来について、熱く語らい合いました。

【参加団体・レストラン】

日本サステイナブルレストラン協会公式:https://foodmadegood.jp/
ザ・キャピトルホテル東急(和食/水簾・洋食/ORIGAMI・中華/星ヶ丘):https://www.tokyuhotels.co.jp/capitol-h/restaurant/index.html
BOTTEGABLUE(イタリアン):https://www.bottegablue.com/
SELVAGGIO(ピッツェリア):https://morino-kuni.com/riverside-lodge/food/
PIZZERIA GTALIA DA FILIPPO(ピッツェリア):https://filippo.jp/

森の国Valleyは今後も共感者と共に、自然と暮らしと食の全体像を体系的に学ぶ場を作っていきたいと考えています。自然農・森を深く学ぶには、2泊3日だけでは到底理解し切ることは難しいです。Farm to Tableよりも一歩深く踏み込み、土から食べ物を見ていくことが大切なのです。森の国Valleyのコミュニティを広げていきたいと考えています。企業・レストラン研修先をお探しの方や長期滞在をご希望の方、森の国Valleyの取り組みに興味ある方は、以下よりお問い合わせください。

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担当者:井上美羽
メールアドレス:miu@oriental-web.co.jp