REPORT

森の国Valleyの未来を共に創るギフトコイン|森コイン
都市への人口集中が進む中、地方では「地域通貨」を導入する動きが広がっている。これは、地域内で使える独自の通貨を通じて、地元での消費を促し、住民同士のつながりを深める取り組みだ。愛媛県松野町にある「森の国Valley」でも、オリジナルの地域通貨「森コイン」の製作と流通に動き出した。
「森コイン」の特徴
森コインには4つの大きな特徴がある。
デジタル技術の発展により、スマートフォンアプリやICカードを活用した地域通貨も増え、利便性の向上や管理コストの削減に取り組む地域も多い中、森コインは「木製ならではの手触り感」を特徴の1つとしている。
また、その可愛らしい見た目と木製の温かさがコインへの愛着を生むだけでなく、「いつかは腐ってしまう」という生態系の循環を森コインが象徴している。
プライスレスな繋がりを育む
森コインは、人口約270人という小さな流通域だからこそ、人のぬくもりが通う贈り物としても活躍している。
たとえば、うなぎ獲り名人が「ジゴク(うなぎを獲る道具)」の作り方を教えてくれたとき。技術を未来につないでくれたことへの感謝を込めて、移住者の若者が森コインを贈った。
また、地元のいちご農家から大量のいちごを分けてもらった高校生が、森コインを「ありがとう」の気持ちと一緒に手渡す場面も。
法定通貨ではないからこそ育まれる、「心の通う経済」が確かにここで育まれている。
「森コイン」が目指す未来
現代の地域通貨は、地域経済の活性化やコミュニティの強化、環境保護など、さまざまな目的で各自治体が導入を進めている。
森の国Valleyでは、地域の未来創りに参画する手段として「森コイン」を導入。森コインの発行額は、「森・育・農・食・医」の各プロジェクトへのドネーションとして活用され、地域の持続可能な発展に寄与していく。
この仕組みにより、森コインは単なる通貨ではなく、「ギフトコイン」として地域の未来を共に創るための象徴的な存在となっていくのだ。

森コインは、ここを訪れた人や地域住民の小さな「ありがとう」や「応援の気持ち」が積み重なり、やがて森の国Valleyという豊かな地域の未来を形作っていくためのもの。あなたの一枚が地域の「森・育・農・食・医」プロジェクトの応援となり、未来への種まきとなる。
森コインを手にとって、あなたもこの森の国Valleyの物語の一部になりませんか?
小さな贈り物が積み重なって、大きな森の未来を育てていく。そんな温かな循環に、ぜひ参加してみてください。
森コインが使える場所
- 水際のロッジ:https://morino-kuni.com/riverside-lodge/
- 水際のキャンパス:https://morino-kuni.com/camp-us/
- Moriamu:https://moriamu.com/
- 森とパン:

※森コインの発行は森とパンで可能です。
5枚セット..¥ 2,500
10枚セット..¥ 5,000
20枚セット..¥10,000
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