REPORT

森川海プロジェクト

森WEEK2026@目黒 実施レポート Vol.03

2026.05.11

コミュニティイベント「バーニング目黒」

竹を切り、火を囲み、土へ還す。地域の手で場をひらく二日間

4月24日(金)・25日(土)、放置竹林を伐採し、目黒川沿いに憩いの公園をつくるプロジェクトのキックオフとして、コミュニティイベント「バーニング目黒」を開催しました。

このイベントは、竹を切り、祭り火として昇華させ、最後は炭として土に還す、現代版の奉納ともいえる取り組みです。本番前日は雨となりましたが、当日は見事に晴れ渡り、無事にお焚き上げを行うことができました。

祈りとにぎわいが交差する、ひらかれた場に

当日は、燃え上がる炎に向かって願いごとを書いた竹を投げ入れる祈願ワークが行われたほか、目黒集落のお店によるフードやドリンクの出店、アーティストによる展示、餅まき、お菓子まき、尺八の演奏など、多彩な催しが場を彩りました。地域の人も来訪者も自然に混ざり合い、会場は大きなにぎわいに包まれました。

祭りとは、ただ楽しいだけの場ではありません。人の手で場を整え、人が集まり、火を囲み、祈りを重ねることで、土地との関係をもう一度結び直していく営みでもあります。バーニング目黒は、まさにその感覚を現代にひらく時間となりました。

風景が変わると、人の距離も変わる

竹林伐採が進むにつれて、目の前の視界が開け、風通しがよくなっていく爽快感と達成感が生まれていきました。その変化を、その場にいた皆で共有できたことは、とても大きな意味がありました。

ともには汗を流し風景が変わっていくと、人の気持ちも変わっていきます。そして、人の気持ちが変わると、地域の未来も少しずつ動き出します。住民と参加者の距離が自然に近づいていったことこそ、このイベントの最も大きな成果の一つだったのではないかと思います。

関連リンク

「バーニング目黒」の動画アーカイブ

●森WEEK2026@目黒 実施レポート
宇和海流域シンポジウムVol.01
四万十川流域シンポジウム Vol.02
やまぢももか「あめつちカード」原画展Vol.04