FOCUS PROJECT

森コインプロジェクト
- 内容
- 森の国Valleyで流通する木製コインを体感する
- 目的
- お金(円やドル)といった「ものさし」から一旦身を離して改めて感謝の交換を感じる。
感謝の循環を通じて、豊かな自然環境再生へ貢献する。
- 対象
- 森の国Valleyを愛する全ての方々
- 開始時期
- 2025年2月~
細羽雅之
Social Regenerator (地域蘇生人)ホテル事業を20年経営する中、加熱するインバウンド投資ブームで金融資本主義経済の限界を感じる。2020年、コロナ・パンデミックを機に売上拡大・利益最重視の成長と線を手放し、都市生活から人口270人の限界集落へ一家移住。本当に豊かな生き方を森の国Valleyの営みの中で実証しながら、新しいミライ社会を創造する。

はじまりのストーリー
人口270人の目黒集落には、コンビニやスーパーはおろか、信号機さえもありません。
あるのは数台の自動販売機とたまにオープンするパン屋さんくらい。
なので、普段はお財布を持ち歩く必要がありません。
みんなが自給自足的な生活をメインにしている中で、野菜や魚の物々交換は頻繁に行われています。
日常の食や暮らしを自分たちで賄うことができると、集落から町に出てお買い物に行く頻度が格段に減ります。
そんなお金に触らない生活を続ける中で、気づいたことがあります。
「心穏やかで豊かな、そして幸せな生活とは、こういうことなのではないか」と。
都市生活の便利さの中で、私たちはお金に触れない日はほとんどないのではないでしょうか?
それはそれでとても重要なことなのですが、一旦そこから距離を置いてみることで、
見えてくる新たな世界があるかも知れません。
お金に(過度に)頼らない世界。
そんな思いの下、生まれたのが「森コイン」です。
森コインとは、森の国Valley (滑床渓谷と目黒集落)で流通するギフトコインです。
木製の丸い形状の森コインは、森の国Valleyで発行されます。
その特徴は以下の4つです。
①タンジブル (手触り感)•••デジタル通貨では感じられない木製の温かい手触りが価値感を増幅させます。
②クローズド (域内経済)•••独立した小さな流通域に中で、感謝の気持ちの交換をリアルに感じる事が出来ます。
③ドネーション(利他の心)•••貢献と感謝のめぐり合わせを通じて、温かい気持ちになれます。
④オーガニック(腐るお金)•••永久保存が効かないという自然の摂理から、生態系の循環を体感することが出来ます。
森の国Valleyでの新しい取り組み、応援していただけると幸いです。



「森コインプロジェクト」 REPORT Read more

ようこそ、森の国Valleyへ。入国手続きは「森とパン」で
