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食卓に花ひらく糀のチカラ|森の国Valleyから届く伸枝ママのお手製糀
「糀を仕込むと、料理が変わる。料理が変わると、体が変わる。そして、心まで変わる」
この言葉に込められた想いが、森の国Valleyで糀発酵食研究に取り組む細羽伸枝(ほそばのぶえ)さんの原動力。広島県での都市生活から人口270人の限界集落へ一家で移住し、移住してきた若者や周辺住民をやさしく包み込んでくれる地域のママは、日々の暮らしの中で糀の力を実感し、その魅力を広めることに情熱を注いでいる。
そんな伸枝ママのお手製糀が、ライフプロダクトブランド「moriamu(もりあむ)」にて販売されることが決定した。公式オンラインストアを通し全国へお届けし、さらに森の国Valley内の「森とパン」でも購入が可能になる。
伸枝ママの糀は、単なる調味料ではなく、毎日の食事に取り入れることで健康的な生活をサポートするためのアイテムだ。糀の持つ自然な甘みと深い旨味、そして森の国Valleyのママの愛をぜひ実感してみてほしい。
糀の魅力に引き込まれ
「糀料理は旨みが引き出されるから、家族やお客さんからの反応がすごく良くて。みんなの美味しいの数が増えているのを実感する。糀は生き物だから食べた私たちの中で生きてくれて日々の健康に繋がりますよね。便通も良くなればお肌もキレイになる。糀の良さを日々感じています」
「糀を仕込む時に手でかたまりをほぐすのだけど、冬の乾燥でガサガサだった手がスベスベになるんです。どんなハンドクリームよりも優秀で驚きました」
糀の魅力に引き込まれた伸枝ママ。元々は、糀と触れ合うのは味噌作りのための1年に一回程度だったという。
「大谷りえさんという糀の先生が、昨年末に森の国Valleyで発酵食のイベントを開催してくれたことがあって、その時にデモンストレーションで糀料理を作ってくれたんです。調理の工程はすごくシンプルだったのに、それが美味しすぎて」
「先生も『どんどん糀の魅力を広めてね』と商品化を後押ししてくれたので、森の国Valleyから糀の魅力を広めようと思い立ちました」
愛を込めた糀研究
伸枝ママが使う「こうじ」の漢字は中国から伝わった「麹」ではなく、和製漢字であり主に米麹を表す「糀」で統一している。米に花が咲いたように菌糸が広がる様子を表した「糀」は、日本に古くから伝わる丁寧に育てる手仕事としてのこうじ文化の象徴だ。
暮らしに根ざした伝統への敬意を忘れない伸枝ママは、「醤油糀」と「甘糀」の販売を開始する。「醤油糀」は、料理に深みを与える万能調味料。肉や魚の下味、炒め物の仕上げなど、いつもの料理が本格的に。「甘糀」は、子どもにも安心して使える自然の甘味。市販のおやつが気になるとき、ちょっとした手作りデザートや離乳食にもぴったりだ。
この2種類に加え、「よもぎ糀」や「柚子糀」など森の国Valleyの旬の食材を使った糀も今後開発する予定だ。様々な効能を持つ野草や無農薬の果実が糀と合わされば、季節ごとの「小さな元気」が日々の食卓にそっと添えられる。忙しさの中でも、自然のリズムと手しごとのぬくもりを感じられるような糀を届けていく。

森の国Valleyから日本の食卓の未来へ
「やっぱりお母さんたちに美味しい料理を作ってほしい。簡単な料理でも糀を使えば味が全然違う。精製された調味料よりも心と体に優しいものを選ぶきっかけになれば嬉しいです」
「手に取ってくれた方たちもきっと、チューブに入った調味料とは違う『生きた調味料』の愛おしさや、糀と一緒に自分が成長していく感覚を味わえると思います」
糀は、発酵を超えた「暮らしの知恵」として、私たちの食卓に豊かな変化をもたらしてくれる。食事の時間を特別なものに変えてくれるだけでなく、腸内環境を整え、健康をサポートし、心にもゆとりを届けてくれる魔法の調味料だ。森の国Valleyでの糀発酵食研究を通じ、未来の食卓に欠かせない存在として糀が根付いてくれることを、伸枝ママは願っている。
心と体に優しい食の未来を創造していく第一歩として、この糀が、日本各地のママたちの手に渡り食卓にやさしい魔法を届けますように。
糀セット購入方法と詳細情報
●moriamu公式オンラインストア
●moriamu公式Instagram
伸枝ママのお手製糀は、数日内に発売予定!
販売開始のお知らせはmoriamuインスタグラム、または森の国Valleyインスタグラムよりご案内いたします。