LIFE

森の国 Valleyの営み
2021.03.04

火を囲むと会話が生まれる。スウェーデントーチで火をくべる

#History&Culture#冬#暖炉

冬になると、昔の人たちは火をくべ、みんながその周りを囲むようにして暖をとっていた。最近はエアコンやヒーターなどの普及によりボタンを押すだけで部屋中を暖めることができるようになったことで、火を見ることが減ってきたのではないだろうか。

火は、暖をとる、料理をする、明かりを灯す、など様々な用途があり、火の周りには必ず人が集まり、コミュニケーションが生まれる。
森の国では、こうしたコミュニケーションの場として『火を囲む』体験を大事にしていきたい。

火を灯すためには下準備も必要。
まずは薪割りをして、薪を準備。紙や新聞紙、おがくずなどの着火剤となるものに点火し、空気を入れ、様子を見ながら薪をくべていく。
これが意外と難しくて、時間がかかるものだ。

うーん、なんとかもう少し簡単な方法を・・・と調べていたら、『スウェーデントーチ』という方法を見つけた。

これは、チェーンソーなどで丸太に8分目ほど切り込みを入れ、切り込みに小枝や着火剤を入れて、着火剤に火をつけるという方法で、元々はフィンランドで昔から使われていた「かがり火」が発祥だそう。
薪のように何度も足す必要がなく、燃焼時間が長いため、とてもラクチンなのだ。

マルタをチェーンソーでワイルドに切る社長。
6〜8分割する。
見た目も美しい。これで3時間ほど持つ。

森の国にきたら、一緒に火を囲もう!