AMBITION

森の国 Valleyの挑戦
2022.05.16
NAMECAMP

サン・クレアが主催する教育事業『NAME CAMP』とは

#Event#NAMECAMP#夏

この森にあそび この森に学びて 
あめつちの心に近づかむ

この言葉は、森の国と呼ばれる松野町の初代町長である岡田倉太郎氏が残したものです。
愛媛県で最も小さな人口3800人の「松野町」は、総面積の80%以上が山と森とあるため、通称「森の国」と呼ばれています。
人にはつくれない、ありのままの森、森の国。
そんな森の国で、2021年より株式会社サン・クレアの教育事業サマーキャンプ『NAME CAMP(なめキャンプ)』がスタートしました。
大自然の森の国だからこそできる新たな教育の提案。
既存の教育概念に縛られない自由な学びの創造。
森の国に、多様な価値観をもった多世代の人々が集い、それぞれの「生きる力」を育む。
それが私たちのミッションです。

「わたし/ぼくってどんな人間だろう ?」

NAME CAMPは子どもたちが多様な仲間や大自然との生活の中で、自分と向き合い、深く考えるきっかけになります。

日常の中で火や虫、大自然に触れることも減ってきた時代。
子どもたちは、火に触れ、虫に触れ、人に触れる機会が少なくなっていませんか。

「火って熱いんだ」「虫ってこんな顔しているんだ」

自分の目で見て自分の手で触れるからこそ、すべての体験が子どもたちの中に残ります。

初めてノコギリを触り、木を切る。体験することでノコギリの危なさも知る

地元の農家さんや猟師さん、海の漁師さんから学ぶ田舎の生活体験、沢登りやキャニオニング、40km以上のマウンテンバイクライド、1泊2日の縦走登山などの体験を通して、大自然の偉大さ、生命の尊さを全身に刻みます。

1〜2日目は手伝わず、好き放題遊んでいた子どもたちも、最後はみんなで協力してテントを立てるように

また、多様な他者との共同生活を通して喜怒哀楽さまざまな感情を体験し、まだ知らなかった本当の自分に出会うことができます。

初日はホームシックで帰りたくなっても、なんとか踏ん張った

親元を離れ、仲間と自然と自分と戦う11日間で子どもたちは大きな変化を見せてくれるのです。

内気で人見知りな子が、いざという時に根性を見せてきたり、苦しそうな仲間がグループにいた時に、支えるようになったり、自己中心的だった子が、自分だけではなく、大学生や大人へも気遣いができるようになったり、いろんなことに協力的に参加するようになったり。

これは、人に寄り添い、他人の苦しさや楽しさに共感し、大人への一歩を歩み出す。子どもたちの成長の物語ーーー。

NAME CAMPのミッション

NAME CAMPのミッションは、「生きる力」を育むことです。
「生きる力」とは、具体的に「自然と生きる力」、「人と生きる力」そして「自分と生きる力」です。

「生きる力」

NAME CAMPは、松野町の深い森の中にある滑床渓谷からスタートし、40km以上のマウンテンバイクライドを経て足摺宇和海の海へ、そして最後は6つの山頂を超え滑床渓谷に戻ってくる移動型の大冒険キャンプ。
多様な仲間が集団生活や大自然の中でのリアルな体験と冒険を通して、生きる力を育みます。
キャンプには、野外教育の専門家とインターンシップの学生が全日程に帯同し、子どもたちの心身の健康と挑戦を支援します。

NAME CAMPの5大要素

NAME CAMPには、上記のミッションを達成するために重要な5つの要素がつまっています。

NAME CAMPの5大要素

サン・クレア代表「バーディ(細羽雅之)」の想い

森の多様性を考えてみると、老木だけの森は、シーンとしています。その理由は、花や草木がなく、虫や鳥も来ず、生態系が断絶している状態だからです。私自身、森に移住し、大自然と向き合う中で、この状態が、田舎で増え続ける空き家とおじいちゃんの後ろ姿とリンクしていると感じるようになりました。バランスの崩れた歪な人口構成は、社会全体に違和感をもたらします。
良い森は、いろんな年齢の大木や、草木が共存し合っている森です。
野外キャンプはどこでもできますが、こうした豊かな自然のある滑床渓谷で行うキャンプは格別に価値があるのです。

NAME CAMPの11日間の体験が、子どもたちの心に深くアンカリングされ、彼らが大人になった時にこの町のことを思い出してくれたら嬉しいです。そして、いろいろな年齢の人たちが、この森に出入りしてくれたら、町はきっともっと活気付く。その入り口として、我々は今後もNAME CAMPを続けていきます。

サン・クレア代表 細羽雅之

▼NAME CAMP2021 動画▼

NAME CAMP 2021 movie created by KUSUNOKI KENTARO

昨年のキャンプ参加者の保護者のみなさまからは以下のようなお声をいただいております。

NAME CAMPの強烈な体験が心と身体に刻まれ、子どもが自分に自信を持つキッカケになった

・子どもがいなくて不安で仕方なくて、夜もいない体験をするのは初めてでした。子どもだけでなく、親にとっても、子育てに新しい発見がありました。

・子どもが成長して帰ってくる様子をみて、自分は意外と過保護であることに気づきました。

何かやりたいこと(NAME CAMP)形にしているお兄さんお姉さんと出会えたことが息子にとってとても貴重な体験でした。

キャンプ後に弟にすごく優しくなった。キャンプが始まる前は少し弟に暴力的な態度をとっていたのですが、キャンプが終わって帰ってきたら、何があったの?というくらい別人のように優しくなっていました。

・料理を自分からやったり、身の回りのことをできるようになったりしていてびっくりしました。

・兄弟の絆を再認識しました。(兄弟で参加)



外で遊ぶのが好きな人!
自分に自信を持ちたい人!
何か新しいことに挑戦したい人!
一生忘れない思い出を作りたい人!

この夏、とびっきりの大冒険に出かけませんか?
今のきみにしか体感できないこと、
今のきみにしか見えない景色が待っています。

さぁ、とびだせ。
チャレンジャーのご参加、お待ちしております!!


NAME CAMP 2022の概要

************************************
主催:株式会社サン・クレア
対象:全国の小学4年生から中学3年生までの男女(定員12名)
参加費:250,000円
活動場所:愛媛県滑床渓谷・宇和島・鬼ヶ城山系 他
開催日時:2022年8月3日(水)〜8月13日(土)
オンラインキャンプ説明会:7月17日(日)19:00 〜20:30(予定)
問い合わせ先:水際のロッジ NAME CAMPディレクター 前川真生子
info@morino-kuni.com / 080-1265-1945 

▼NAME CAMP 2022の参加申込はこちら▼
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfUZpBhnFpywCAd9K0eDqibXEpn-pxjn0RFz1j9IOEeSk72Nw/viewform

【締切】2022年7月8日(金)先着12名
************************************

▼2021年NAME CAMPスタッフ記事▼

生きる力を育んだ11日間の『 NAME CAMP 2021 』

『子どもを通して』 キャンプディレクター 前川真生子

『キャンプの魅力』 キャンプカウンセラー 川島才路(NAME CAMP 2021のスタッフ)