あめつち便りアーカイブ
Vol. 7 森と医療
Social Re-generator(地域蘇生人)の細羽雅之です。
けたたましいサイレンの音と共に救急車が、森とパンの前を通り過ぎます。
その音は、1分もしないところで突然止まります。
たとえ夜中でも慌てて飛び出して、現地へ走り出す。
慌ただしく動いている救急隊員のもとに駆け寄り、救急車の赤いランプに照らされたお家に上がり込み、補助を行う。これも目黒集落の日常で起こることです。
多い時には月に2、3回。
高齢者の多い集落では、独居の方も多く、地域住民のサポートが欠かせません。
ご本人の保険証、お財布、家の鍵を預かり、都会に住むご家族に連絡をとり、事情を説明して救急車を見送ります。
別に報酬をもらうための仕事でもなく、人間として本能的に動くだけ。
限界集落ならではの共助の形が、特別な意図なく自然にできあがっています。
集落に住む人たちにとって、地域医療は大きなテーマ。
と同時に、ここならではの医について考えさせられることも多いです。
数年前から、小林紀方さんという現役の医師が、森の国Valleyに毎月のように通ってくださっています。しかも芦屋から5時間もかけて! 本当に感謝です。
長年、脳外科医として救急医療の最前線にいた小林さんは、今は在宅医療や訪問医療、そして人間の最期を看取るまでの緩和ケアの新しい形を、この集落で模索されています。
小林さんの印象的な言葉があります。
「以前(脳外科医の時)は、生きることが勝ち、死は負けだと思っていました。」
しかし、全ての人間が死を迎えるもの。
その大前提の中で、いかに健康的で豊かな人生を送るか。
これに寄り添うことが、本来の医なのではないでしょうか?
何かの病気になった時に病院に行き、薬を飲む。
それだけの医療ではなく、普段からどれだけ健康で心豊かに生きているかを考える医療。
信頼し合えるコミュニティの中で、死や病気を過度に恐れることなく、安心して暮らすための未病や共助の仕組みを創っています。
近年では、地球環境の健康と人間の健康はつながっているという「プラネタリーヘルス」の概念も注目されています。
日常的に自然に触れ、旬のものをいただき、心身ともに健康で、信頼できる仲間と穏やかな時間、豊かな空間で過ごす。
それが最も人間らしい生き方なのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
森からのお知らせ
天城流湯治法 杉本錬堂氏 招待制ロッジ宿泊プランのご案内
先日、ご縁あって滝沢泰平さんという方が取り組まれている八ヶ岳のキブツというビレッジに伺わせていただきました。
森の国Valleyのような、自然と共に新しい共同体をつくる取り組みが、全国各地で同時多発しているようですね。
そこで、「杉本錬堂さん」というすごい方にお会いしました。
相手を一瞬見ただけで体の不調が分かる錬堂先生は、自己治癒力を高めるセルフケアの指導をされています。
その錬堂先生が森の国Valleyに来られます。
ご興味のある方は、ぜひこちらからどうぞ。
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予定外が、いちばん旅を面白くする
アクシデンタル・ツーリズム(偶発的な旅)
夏休み滞在プラン〜水際のロッジ〜

各日程、メルマガ読者限定3組様です。
①7/18(土) – 7/20(月祝)
②7/23(木) – 7/25(土)
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④8/7(金) – 8/9(日)
⑤8/11(火祝) – 8/13(木)
⑥8/14(金) – 8/16(日)
⑦8/21(金) – 8/23(日)
こちらも徐々に埋まり始めました。
夏休みのご計画、お早めにどうぞ。
https://morino-kuni.com/invitation-only/
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