あめつち便りアーカイブ
Vol. 15 心を整えるのは、食事からかもしれない。
Social Re-generator(地域蘇生人)の細羽雅之です。
森の国Valleyがある四万十川源流域、滑床渓谷の天然水は、硬度6という、日本でも有数のとてもやわらかな水です。
軟水は、昆布や鰹などの出汁がよく出ると言われています。
私がここへ移住して、それを一番身近に実感しているのが、毎日の「お味噌汁」です。
四万十川の源流から流れ出す清流と太平洋の黒潮が出会う土佐の海では、美味しい魚がふんだんに獲れます。
その鰹からとった出汁に、この地域で昔から親しまれてきた麦味噌。
そこに旬の野菜を入れる。
とてもシンプルなのですが、これが本当に美味しい。
我が家の食卓には、地元で獲れた新鮮なお刺身。
集落や近隣で採れた旬の野菜。
麹や発酵を取り入れた小さなおかず。
そして、もちろん美味しいお米と、出汁のきいたお味噌汁。

写真は、我が家の普段の食卓です。
決して豪華な料理ではありません。
その日に手に入った魚や野菜を使って、妻の伸枝が、麹や発酵の知恵を取り入れながらシンプルに料理してくれます。
新鮮なお刺身に、ご飯と汁物、季節の野菜を使った小鉢。
こういう食事をしていると、「身体に良いものを食べなければ」と頑張っている感覚があまりありません。
ただ、美味しいから食べる。
そして気がつけば、それが身体にも心にも心地よい。
こちらへ移住してから、私たちの食卓は少しずつ、その土地で採れた旬のものを、その土地でいただく「身土不二」に近い暮らしへと変わっていきました。
妻が日々つくっている料理や、森の国Valleyでの食の様子は、Instagramでもご紹介しています。
特別な健康法を始めたわけではありません。
無理な食事制限をしているわけでもありません。
ただ、水が変わり、食べるものが変わり、食べ方が変わった。
すると不思議なことに、心と身体にも少しずつ変化が現れたように感じています。
特に意識しているわけではないのですが、体型も以前よりだいぶスリムになりました。
そして、それ以上に感じているのが、心の変化です。
以前よりも、穏やかに日々を過ごせるようになった気がします。
なぜなのだろう。
そんなことを考えていると、近年よく耳にするようになった「腸脳相関」という言葉が、とても興味深く感じられます。
腸と脳は、神経系やホルモン、免疫系などを通して、互いに影響を与え合っていることが分かってきています。
昔から「人間は食べたものでできている」と言いますが、身体だけではなく、心のあり方にも、毎日の食事は少なからず関わっているのかもしれません。
そう考えると、
「何を食べるか」は、「どう生きるか」と案外近いところにある。
そんな気がしてきます。
暮らしそのものを、リトリートに。
そんな実感から、水際のキャンパスでは、この9月から運営スタイルを新しくし、長期滞在型のリトリート施設として再スタートします。
「リトリート」と聞くと、ヨガや瞑想、マッサージなどを思い浮かべる方も多いかもしれません。
もちろん、それらも心と身体を整える素晴らしい方法です。
でも、水際のキャンパスで一番大切にしたいのは、
「日々の暮らしそのものを整えること」
です。
その中心にあるのが「食」です。
滞在中はシェアキッチンを使い、麹や発酵を取り入れながら、地域の食材を使った、シンプルで美味しい食事を自分たちでつくります。
ここで目指しているのは、特別な料理を覚えることでも、滞在中だけ健康的な食事をすることでもありません。
大切なのは、
「家に帰ってからも続けられること」。
ここで食べて、つくって、身体で感じたことを、それぞれの日常へ持ち帰ってもらう。
毎日の食生活が少し変わる。
身体の感覚が少し変わる。
そして、心にも少し余白が生まれる。
私自身、ここで暮らすようになって、
暮らしが整うと、身体が整う。
身体が整うと、心にも少し余白が生まれる。
そんなことを感じるようになりました。
一人ひとりの心に少し余白が生まれれば、人との関わり方も少し変わるかもしれません。
競争することより、分かち合うこと。
奪うことより、循環させること。
そんな変化が、一人の食卓から始まってもいいのではないでしょうか。
世界を変えるというと、とても大きな話に聞こえます。
でも、その始まりは案外、
「今日、何を食べるか。」
という、とても身近なところにあるのかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
長期滞在型リトリート施設「水際のキャンパス」サイト
https://morino-kuni.com/camp-us/
【ご案内】
水際のリトリート2026 開催のお知らせ
9月から新たにスタートする、長期滞在型リトリート「水際のキャンパス」。
その新しい取り組みのスタートに合わせて、**「水際のリトリート2026」**を開催いたします。
食、身体、呼吸、自然。
日常から少し離れ、森の中で過ごしながら、自分自身の身体や心、そして日々の暮らしをもう一度見つめてみる時間です。
リトリートを「非日常の癒やし」だけで終わらせるのではなく、そこで感じたこと、身につけたことを、日常へ持ち帰る。
そして、日々の暮らしそのものが少しずつ変わっていく。
そんなリトリートのあり方を、森の国Valleyから始めたいと思っています。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください。
▶ 「水際のリトリート2026」詳細はこちら
https://morino-kuni.com/retreat-days2026/
【活動レポート】
「食」から、地域の未来を考える。
先日、目黒集落で開催した**「四万十川源流の未来を考える会」**。
食や農業、環境、そして「子どもたちに何を残していくのか」をテーマに、さまざまな立場の方々と語り合いました。
毎日の「食」は、身体だけでなく、農業や自然、そして地域の未来にもつながっています。
当日の様子をレポートにまとめましたので、ぜひご覧ください。
▶ 「四万十川源流の未来を考える会」実施レポート
https://morino-kuni.com/challenge/8802/
【番外編】TV放映されました。
ナゼそこ? 年収1300万捨て山へ移住…衝撃理由!
テレ東 8月27日(木) 20:58〜21:54

森の国Valleyに移住した若者ファミリーの様子がTV放映されました。
【ナゼ愛媛・高知の山へ?】年収1300万のエリート生活を捨て…クビ・無職の試練…人生激変波瀾万丈▼電気水道ガス代0円秘境人!仲間が突然失踪…衝撃展開
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